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JAおおいた TAC

国産を応援する声をもっと大きく

 大分県は典型的な中山間地が多い一方、東側は瀬戸内海に面しており、山海の幸に恵まれています。県内ではねぎやトマトやいちごをはじめ、さまざまな農畜産物が生産されています。農業は命の源を生み出す産業であり、永遠に継続していかなければならないものです。地域で農業が衰退すると人が住まなくなり、故郷の消滅につながります。大規模農業経営が増えていく中で、まとまった平地の少ない大分県に合う農業の方法を模索し、推進していきたいと考えています。
 近年は若者の中で農業への関心が高まっていると感じます。大分県では行政と農業団体が協働して若者の新規参入をバックアップする「ファーマーズスクール」や「就農学校」の運営に力を入れています。「ファーマ ーズスクール」は県内に14か所、「就農学校」は8か所に設置しています。これまでに 268名が就農し、現在は60名が研修を受けています(2022年4月時点)。若者が農業を始め、その土地に定着すれば、地域の活性化につながるので、今後も力を入れてきたいですね。
 世界情勢を見ても国産の農作物は、とても価値があると思います。生活者のみなさんには、ぜひ安心安全な国産農産物を食べて、日本の農業を応援してもらいたいですね。我々も応援の声をもっと大きくする活動に取り組んでいきます。