AGRIFUTURE Vol.68
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P.132018年3月10日発行 AGRIFUTURE68号発行・編集:JA全農 みのりみのるプロジェクト 小里 司〒100-6832 東京都千代田区大手町1-3-1 JAビル 電話03-6271-8156www.minoriminoru.jpAGRIFUTURE 制作スタッフCopywriter, Editor/小里司Art Director/藤沢厚輔(NICE GUY) Graphic Designer/アトキンソン正見(NICE GUY)Writer/平井健一 Photographer/ワタナベヒカル次号は宮崎!4/10(火)発行予定取材協力者タックの!TACは全国各地のJAとJA全農が組織する農業コーディネートチーム(Team for AgriculturalCoordination)です。2,000人を超えるTACが10万人以上の農業経営者を日々訪問し、農業経営に関するあらゆる相談に応えています。同時に、全国の田んぼや畑から「いま、本当においしいもの」を生活者の皆さんに紹介しています。TACは生産者と生活者を「つなぎます」。 JAかながわ西湘の管内は、山、川、海の揃った自然豊かな場所です。各地域が土地条件を生かしてさまざまな農畜産物を育てており、平地では食味ランキング初出品で特Aを取得した神奈川県生まれの品種「はるみ」に力を入れています。中山間地ではさわやかな味わいで人気の柑橘の湘南ゴールド、梅干しの優秀品種・十郎梅、全国4位(県別)の生産量のキウイフルーツなど、果樹栽培が盛んです。また、箱根丹沢山麓はお茶栽培に最良な地域で、生茶を40秒ほど蒸す「浅蒸し製法」により、旨味と甘み、渋みのバランスの取れた日本古来の伝統的な煎茶を生産しています。 当地には箱根や湯河原、小田原など、当地にはいくつもの貴重な観光資源があるので、各市町村や旅行業とも連携し、農業と地域を盛り上げる活動にも力を入れていきたいです。我々TACは、生活者との距離が近い都市近郊型農業の特色を生かし、担い手農家と一緒になって魅力ある地域農業を創出しながら、今後も地域農業を次につなげる努力を精一杯、頑張っていきます。他業種とも連携して地域を盛り上げるAGRIFUTUREの取材で出会った生産者の言葉や、地域の特産物の生産風景などをWEB動画で紹介します。このコーナーでは今回の取材を現地でコーディネートしてくれた、JAのTACメンバーの声を紹介します。全農グループの直営飲食店や食のイベント情報をお届け!お得な特典やクーポンも多数あり!JAかながわ西湘営農部指導販売課編集後記AGRIFUTURE 編集長小里 司編集後記AGRIFUTURE 編集長小里 司 西湘エリアは東京から在来線で2時間ほど。幾多の絶景、海の幸・山の幸、多くの史跡など、その魅力は枚挙に暇がなく、筆者のような釣好きにとっても魅惑の地です。 そんな当地が、江戸末期の偉人「二宮金次郎」の出身地であることを知らない人も多いのではないでしょうか?彼の唱えた至誠・勤労・分度・推譲という「報徳思想」を読み直すと、「労働とは、社会に貢献して人に喜ばれることであって、余暇やカネを求めることではないんだよ」という声が聞こえてくるようでした。本当に必要な「働き方改革」は、そういうことなのかも知れません。MARCHE INFO SCHEDULE2018旬の食材や、その土地ならではの食文化を地元のJA担当者(TAC)や生産者が紹介します。地域や生産者の魅力を知って、食べて、できればその地域を訪ねてください。JA宮崎中央は、日向灘に臨む宮崎県の中央部に位置する宮崎市と国富町の1市1町からなります。鬼の洗濯岩と呼ばれる真っ青な海原が広がる日南海岸や、プロスポーツチームのキャンプ地として有名ですが、本庄台地に分布する古墳群がみられるなど、歴史風土豊かな地域でもあります。また、地域の主産業は農業で、温暖多照な気象条件を活かし、施設園芸や畜産などの収益性の高い多様な農業を展開し、知恵と工夫と投資を加えながら、全国有数の食糧供給県としての地位を確立しています。マルシェ当日は、ひとつひとつ丁寧に育てられた完熟マンゴーの中から厳選されたマンゴー「太陽のたまご」、「章姫」「あまおとめ」「さがほのか」等の旬のいちご、栄養たっぷりの「みやざきビタミンピーマン」など、JA宮崎中央の旬の野菜、果物、加工品などを銀座に直送し、地元の生産者やJA担当者が美味しい食べ方を紹介・販売します。ぜひ、ご来場ください!宮崎中央の実り2018/4/21(土)銀座三越9階テラス 10:30~18:00銀座三越

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