AGRIFUTURE_Vol.47
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P.132016年3月10日発行 AGRIFUTURE47号発行者:JA全農 営農販売企画部 久保省三編集長:JA全農 みのりみのるプロジェクト 小里 司〒100-6832 東京都千代田区大手町1-3-1 JAビル 電話03-6271-8156www.minoriminoru.jpAGRIFUTURE 制作スタッフArt Director/藤沢厚輔(NICE GUY) Graphic Designer/アトキンソン正見(NICE GUY)Editor/平井健一 Photographer/ワタナベヒカルwww.ja-kizuna.jp次号は高知!4/10(日)発行予定取材協力者タックこのコーナーでは今回の取材を現地でコーディネートしてくれた、JAのTACメンバーの声を紹介します。の!TACは全国各地のJAとJA全農が組織する農業コーディネートチーム(Team for AgriculturalCoordination)です。2,000人を超えるTACが10万人以上の農業経営者を日々訪問し、農業経営に関するあらゆる相談に応えています。同時に、全国の田んぼや畑から「いま、本当においしいもの」を生活者の皆さんに紹介しています。TACは生産者と生活者を「つなぎます」。 私たちが活動するJA菊池管内は、菊池渓谷や阿蘇の伏流水から生まれる豊富な水資源と火山灰が堆積した肥沃な大地があり、農畜産物の育成にとても適した場所です。阿蘇の外輪山から菊池平野まで地形を生かした作物が各地で栽培されており、種類豊富な作物が収穫されます。 しかし近年は、この地域でも農業者の高年齢化が問題となっており、耕作放棄地も増えつつあります。この問題を打開するには若手や新規の生産者の存在が欠かせません。このような状況を踏まえ、私たちTACは若手や新規の生産者の育成とサポートに積極的に取り組み、先祖代々守られてきた農地を次の世代につなげていく活動に力を入れています。 若手や新規の生産者が安心して農業技術を伸ばしていくには、先輩生産者のサポートが不可欠です。私たちは生産者同士の接点を増やす取り組みを多く手掛けていき、若手が地域に根ざす後押しをし、農業だけではなく地域全体が盛り上がるように、生産者のニーズを丁寧に聞き取り活動に反映していきます。旬の食材や、その土地ならではの食文化を地元のJA担当者(TAC)や生産者が紹介します。地域や生産者の魅力を知って、食べて、できればその地域を訪ねてください。JA菊池 営農部生産者同士のつながりを深め地域を盛り上げる SCHEDULE2016「JAグループのウェブサイトでは、お近くのJAファーマーズマーケットや、国産の野菜や果物の魅力がたっぷり詰まった「おいしい情報」をご紹介しています!」AGRIFUTUREの取材で出会った生産者の言葉や、地域の特産物の生産風景などをWEB動画で紹介します。コンセプトは大自然の土のかおりです。「KUMAMOTO」のロゴをデザイン化。農夫・婦(緑)が丹精込めたバリエーションに富んだ「くまもと農畜産物」を表現しました。MARCHE INFO 高知県の中部に位置する土佐市。太平洋に面し、温暖な気候と仁淀川の清流に恵まれたこの地域は、土佐節(鰹節)発祥の地として知られるほか、土佐和紙、竹細工などの伝統工芸でも有名です。 今回のマルシェでは、南国土佐の初夏を告げる高級柑橘「土佐小夏」、室戸岬沖合3000mの海洋深層水で栽培された「ミネラルメロン」、柔らかく生でも食べられる「みおぎピーマン」など、南国土佐の旬の食材を銀座に直送し、産地からやって来るTACが地元の美味しい食べ方などを紹介します。ぜひ、ご来場ください。※取扱品目は変更になる可能性があります。高知県 土佐の実り2016年4月30日(土)銀座三越9階テラス10:30~18:00

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