AGRIFUTURE_Vol.45
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P.09JA津軽みらいの特産品 りんごの全国生産量のうち約6割を占める青森県。中でも弘前市を中心とした津軽地方南部は、県内で栽培が始まった当初からその中核を担ってきた歴史を持ち、現在も県内の主要産地として数多くの品種を育てている。生産者の工藤さん(→P.03)は皮を剥かずに食べることを強く推奨する。「りんごの中心部に現れる蜜は、その玉が完熟している印です。しかし、蜜の中心部はそこまで旨味があるわけではく、本当に美味しいのは皮に近い部分なんですよ」。世界一の品質と評される「青森・津軽のりんご」 青森県米のイメージを一新するべく県産業技術センターが10年の歳月をかけて品種を開発。2015年産米の食味ランキングにおいて最高評価である特Aを青森県産として初めて取得した。生産者の工藤さん(→P.07)は栽培に手間はかかる分、品質は抜群だと語る。「国内のどの高品質の米と比べても劣らない自信があります。炊き立てが一番美味しいのは当然ですが、弁当などに使用しても、冷めてもベチャとせずに美味しく食べられる米です」。本州最北の地で誕生した特A米「青天の霹靂」 青森県南津軽郡藤崎町を中心にJA津軽みらい管内で生産されるニンニクで、健康食品として昭和32年から定植が始まり、昭和50年頃から本格的な市場出荷がスタートした。1玉に付く片の数が5~8個と少なく、1片が大きいため幅広い料理に重宝されている。生産者の横山さん(→P.05)は「有機肥料をたくさん使って育てており、粒の大きさと雪のような白さが特長です。地域の生産者と出荷関係者が協力して重複検査を行うことで高い品質を維持しています」と語る。大きな粒と雪のような白さが特長の「ときわにんにく」父:清明さん

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